社内の様子

2021.01.20

弊社取引先 大興製紙(株) 会社更生法申請の件

 

掲記件に関しまして、弊社の取引先である大興製紙(富士市)が、2021年1月15日に東京地方裁判所に会社更生の適用を申請し受理されました。

同社は昭和25年創業され、クラフト紙、パルプ、等を主要生産品目とした、富士市においては家庭紙以外では、地元資本による最大規模の製紙会社です。

負債総額約140億8千万円、金融機関、リース会社を除く一般債権は25億33百万円と発表されております。

弊社は同社の主要な副資材納入業者としてお取引がありました。

弊社の総債権残高は未確定ですが約7200万円(2021年1月20日、現在)となっております。

ステークホルダーの皆様方にはご心配をおかけしておりますが、弊社は潤沢な現預金の用意があり、上記全額が回収不能になりましても、新規の銀行借り入れ等一切せず、自己資金で十分補え、経営状況には全く問題のないことをご報告させていただきます。

 

同社の財務内容に関しては逐次報告を受けており、主要金融機関からも情報を取りながら、合わせ金融機関に対して同社の支援を依頼してまいりました。

同社に関しましては、地域の主要産業である紙パルプ会社の中でも規模が大きく、地元の産業にお世話になっている弊社といたしましても、応援するのが責務と考えお取引を継続させていただきました。

 

尚、弊社の関連会社FPRが同社の株式を約1000万円保有しておりますが、FPRは自己資本比率97%の無借金会社であり年商の倍近い現預金を保有しており、こちらも経営的には全く問題ないことを合わせご報告いたします。

 

コロナ禍の不安が衰えを見せぬ折、お騒がせいたしまして恐縮ですが、取り急ぎご報告を申し上げます。

 

飯田工業薬品 株式会社

代表取締役社長 飯田悦郎

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