社内の様子
2008年11月
2008.11.18
「夢を叶える手帳」
この時期になると来年の手帳をどうしようか悩み始めます。
毎年同じスタイルの手帳を何十年も使っている人もいれば、毎年のように別のメーカーの手帳を使う人もいます。
手帳はビジネスツールの中でも最も重要なもので、自称「手帳フェチ」の私は、
毎年どれがいいかあれこれ悩むタイプです。
何十年もいろいろな手帳を試行錯誤してきましたが、
ここ数年はバイブルサイズのバインデックスに中身のリフィ-ルは3KMのものを使っています。
「3KM」手帳を使い始めたのは2006年です。
最近はいろいろな方が「夢を叶える手帳」というタイトルで手帳を出していて、
どの手帳も良くできているのですが、3KMが最も手軽で手帳の本来の機能を考えた時、
私にとっては一番使いやすいと感じました。
この3KMは自分で作っていく手帳です。
作成過程で、自分自身と向き合い、会社と向き合い、家庭と向き合い、自分の未来と向き合います。
自分の夢を確認し、どうすれば実現できるかを考えます。
そして、それを行動計画に移していきます。
従って、作成に時間とエネルギーと普段あまり意識しない自己確認の作業が伴います。
今回は社員の皆さんの中で希望者を募り、私と一緒に作成することにしました。
11/15の土曜日、ほぼ一日をかけて作成に取り組みました。
初めての人にとってはなかなか一日で完成させることはできませんが、
作成に挑戦した方は、年末までにはぜひ完成させていただきたいと思います。
夢を夢で終わらせないためには、夢を具体的に紙(手帳)に書いたり、写真や絵を張ってビジュアル化します。
その夢に向かって何をしなければいけないのか、してはいけないのか、
実現するためには自分がどのように変わらなければいけないのか常に確認し、
具体的にしなければいけない行動を毎日検証していきます。
初めて2006年に作った手帳は、ある意味私の人生を変革するきっかけとなりました。
この手帳は今でも私にとっては「宝物」で、夢として掲げた幾つかの事柄は、実際に実現することができました。
11/24(休日)に再度、今回は都合が悪くて参加できなかった希望者と一緒に「3KM」手帳の作成に取り組みます。
個人の夢、会社の夢、社長の夢、が一体になった時の力は何よりも強固であり、
その夢の実現に努力を惜しまないのが社長の努めだと思っています。
代表取締役 飯田悦郎
2008.11.10
山篭り
12月決算の弊社は、11月中旬までに来期の経営計画を立てます。
この計画策定は(株)武蔵野の小山社長の指導の基、私が長野・安曇野のブナの原生林に囲まれた、
陸の孤島のホテルに缶詰になり策定します。
策定したものが来期の経営計画書となり、社員全員の仕事をしていく上での原点になります。
今回は丸3日間山に篭りました。
経営計画書は過去からの蓄積もあり、どのような見直しをするかが中心の作業になりますが、
大変なのは長期計画の作成で、これは5ヶ年の会社のビジョンを想定し、
綿密な資金運用をシュミレーションしながら作成します。
この指導をしてくれる小山社長は、矛盾のあるプラン、資金的に無理のあるのプラン、
夢の無いプランには絶対にOKを出しません。
小山さんのOK(これを我々塾生は花丸と呼びますが)をもらうまで、
何度もシュミレーションを繰り返します、この作業に今回は丸2日間を費やしました。
考える事に疲れて、朦朧とした頭でブナの原生林を見つめていると、
自分の思考が、ブナの原生林の中を彷徨っているように思えてきます。
思考が彷徨って木立の間を何度もすり抜け、迷い、混乱して、
ふと木々の合間から覗く晩秋の高原の空に視点が移ると、
そこには会社を支えてくれる多くの人たちの姿が浮かんできます。
それが励みになり、またシュミレーションに挑戦していきます。
経営は哲学であり、ロジックであり、体験と知識の集積という意味での終わり無き学習だと思います。
従って、会社が長期に渡って繁栄していくためには、どれも欠けてはいけないのですが、
最後に勝負を決めるのは経営者の情熱ではないかと思います。
晩秋の色濃い安曇野でまた来期の経営計画書を作成しました。
会社が繁栄できるように、その事が少しでも社会の発展に貢献できるように、
この経営計画書にはそんな私の願いがこめられています。
代表取締役社長 飯田悦郎
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